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内部リンクとは?
内部リンク対策とは、サイト内のリンク(ページ)どうしを繋ぐことをいいます。
検索エンジンのクローラーは、サイト内に貼られているリンクを元にそこから様々なページに飛んでいき、クローリングを行いインデックスしていきます。
関連性のあるリンクどうしを繋いでおくことにより、クローラーの巡回を促進することができるため、検索エンジンからの評価を上げていくためには欠かせない対策の一つです。
内部リンクを最適化するメリット
クローリングされやすくなる
内部リンクの最適化を行うことにより、クローラーがWebサイトの巡回をしやすい構造となるため、クローリングやインデックスをしやすいサイト構造を作ることができます。
クローラーが巡回しやすい構造のWebサイトを作ることにより、サイト内のコンテンツを正確にクローラーが評価してくれるようになるため、その分上位表示を狙いやすくなるというメリットがあります。
SEO対策を行う際に、クローラーの回遊を促すサイト構造は高いメリットがあります。
ユーザーの直帰率を減らす
内部リンク対策を行うことにより、ユーザーの直帰率を減らすことができるので、一度Webサイトに訪問してもらったユーザーに対して、検索したキーワードに関連する別のコンテンツに誘導することができるので、Webサイトの滞在時間を増やすことができます。
また、ユーザーの直帰率を減らしたり、サイトの滞在時間を伸ばすことにより、SEO的にも優良なコンテンツを提供していると判断されるため、検索順位にも影響してきます。
内部リンクを最適化する5つのポイント
1.重要なコンテンツに内部リンクを集める
重要なコンテンツや、上位表示を狙っているコンテンツに内部リンクを集めることにより、そのページをSEO的に強化することができます。
もちろん大前提として、内部リンク先のコンテンツは上位表示を狙っているコンテンツに関連している必要がありますし、コンテンツの質も高いものでなければなりません。
内部リンクを集めることにより、被リンクの効果もあるため、クローリングやインデックスの最適化はもちろん、検索エンジンからの評価もあげることができます。
競合性が高いキーワードなどで上位表示を狙っていく際は、上位表示狙っていきたいコンテンツの質の担保はもちろんですが、関連するコンテンツをたくさん作り、内部リンクをその記事に集めることにより、上位表示を狙うことができるのです。
2.リンク先のアンカーテキストを設定する
コンテンツ内にリンクを貼る際は、必ずアンカーテキストにリンク先の情報を記載しましょう。
SEO的には関連するキーワードなどを含めた内容で、アンカーテキストを構成した方がいいのですが、キーワードを意識すると不自然な文章になる場合もあるので、リンク先のコンテンツ名などを記載するのが一般的です。
また、記載してあるアンカーテキストと飛んだ先のコンテンツ名に相違があるとユーザーも混乱するため、最小限のキーワードを入れるか、わかりやすくそのままの名前を使いましょう。
ユーザーが見やすくわかりやすいサイト構造にすることにより、サイトの滞在時間を伸ばしたり、直帰率の低下を狙うことができます。
3.パンくずリストを設定する
パンくずリストとは、ユーザーが今サイト内のどのページにいるのかを示してくれるナビゲーションリンクのことです。
ユーザーの利便性向上にはもちろん効果があるのですが、パンくずリストはクローラー対策においても効果を発揮します。
ページごとの属性に合わせてカテゴリを設定することにより、パンくずリストにも表示されるようになりますので、クローラーにとってもわかりやすいサイト構造となり、クローリングやインデックスを促します。
属性によってカテゴリわけを行い、パンくずリストを準備しておくことは、内部リンクの最適化として効果を発揮します。
4.サイトやコンテンツの専門性を高める
内部リンクの最適化を行う際のポイントとしては、サイトやコンテンツの専門性を高めていくことになります。
内部リンクをコンテンツに集める際には、それに関連するコンテンツを多数用意する必要があります。
専門的なサイトやコンテンツを運営している場合、一つのジャンルに関する様々なコンテンツがすでにサイト内にたくさなるという状態を作り出すことができるので、自然と上位表示を狙っていきたいコンテンツに内部リンクが集まるという状態を作ることができます。
上位表示を狙っていく際には、関連するリンクの質や関連性が高いことが条件となってくるため、専門的に特化しているサイトは早い段階で上位表示させることができるのです。
5.サイトマップを作る
サイトマップとは、Webサイトの目次みたいなもので、サイトに関する情報を一覧で見ることができます。
サイトマップを設定することにより、パンくずリストと同様でユーザービリティ、クローラビリティどちらに対しても効果があります。
サイトマップはWebサイト内の内部リンクを全て表示させるものになるので、階層の多いサイトや大規模サイトになったとしても、サイト内全てのページを表示させることができるので、クローラビリティの向上に役立ちます。
最後に
内部リンクの最適化を行うことにより、ユーザビリティ、クローラビリティどちらも向上させる効果があります。
内部リンクの対策は、方法や手順などを知っていれば誰でもできるSEO対策になりますし、効果的なSEO対策でもあるので、実践できていないものがあれば、一つひとつ行なっていきましょう。